VGP金賞のEarFun Air Pro 4を元エンジニアが解説!ノイキャン・ハイレゾの真髄

この記事を書いた人

美咲(みさき)

ライフスタイルブロガー・商品レビュアー

はじめに:静寂と高音質を両立する次世代ワイヤレスイヤホン

皆さん、こんにちは。「家電の達人 田中」です。

近年、ワイヤレスイヤホンの進化は目覚ましく、特にノイズキャンセリング(ANC)性能と音質の向上には目を見張るものがありますね。今回ご紹介するのは、その進化の最先端をいく一台、VGP 2024 金賞を受賞したEarFun Air Pro 4です。元大手家電メーカーで15年間製品開発に携わってきた私の視点から、この製品が持つ技術的な本質と、実際の使用感について深く掘り下げていきましょう。

EarFun Air Pro 4の技術的特徴:最先端チップと豪華な機能群

EarFun Air Pro 4は、その小さなボディに数々の先進技術を凝縮しています。

50dBアダプティブ式ハイブリッドANCが実現する「静寂」

この製品の最大の魅力の一つは、何と言っても強力なノイズキャンセリング性能です。最大「50dB」という非常に高いノイズ低減能力を持つ「アダプティブ式ハイブリッドANC」を搭載しています。ハイブリッドANCとは、イヤホンの外側と内側に配置されたマイクでノイズを検知し、逆位相の音波を生成してノイズを打ち消す方式で、広範囲のノイズに効果を発揮します。さらに「アダプティブ式」であるため、周囲の環境音をリアルタイムで分析し、ノイズキャンセリングの強度を自動で最適化してくれるんですね。電車内や航空機内のような定常的な騒音から、オフィスでの話し声といった不規則なノイズまで、高いレベルで低減してくれると期待できます。

最先端チップ「QCC3091」が支える高音質と安定性

この優れたノイズキャンセリング性能や高音質を支えているのが、Qualcomm製の最先端チップ「QCC3091」です。このチップは、高い処理能力と省電力性能を両立しており、ワイヤレスイヤホン全体のパフォーマンスを大きく向上させています。Bluetooth 5.4にも対応しており、より安定した接続と低遅延を実現していると言えますね。

ハイレゾ級の音質をワイヤレスで:aptX LosslessとLDAC

オーディオ愛好家にとって朗報なのは、このイヤホンが「aptX Lossless」と「LDAC」という二つの主要な高音質コーデックに対応している点です。 * aptX Lossless: CD品質(16bit/44.1kHz)を完全にロスレスで伝送できる、まさに「ワイヤレスで音質劣化なし」を目指した画期的なコーデックです。対応するスマートフォンやDAP(デジタルオーディオプレーヤー)と組み合わせることで、これまで有線でしか味わえなかった高品位なサウンドをワイヤレスで楽しめます。 * LDAC: ソニーが開発したコーデックで、最大990kbpsの高速伝送により、ハイレゾ音源(24bit/96kHz)のワイヤレス再生を可能にします。多くのAndroidスマートフォンが対応しているため、より手軽に高音質を体験できるでしょう。

これらのコーデック対応により、音源が持つ情報量を最大限に引き出し、繊細なニュアンスや広いダイナミックレンジをワイヤレスで楽しむことが可能になります。まさに「ハイレゾ対応」と謳われるにふさわしい実力を持っていると言えますね。

Snapdragon Sound™ と Auracast™ にも対応

さらに、Qualcommが提唱する高音質・低遅延・高通話品質を統合したプラットフォーム「Snapdragon Sound™」にも対応しています。対応機器と組み合わせることで、音質だけでなく、通話品質や接続の安定性、低遅延など、ワイヤレスオーディオ体験全体が向上します。また、次世代のオーディオ共有技術である「Auracast™」にも対応している点は注目すべきです。これは、一台の送信機から複数のイヤホンに音声を同時に送信できる技術で、公共施設での情報提供や、友人との音楽共有など、将来的に様々な活用が期待されています。

圧倒的なバッテリーとクリアな通話

「52時間」という驚異的な連続再生時間(ケース込み)も特筆すべき点です。長時間の移動や出張でも充電の心配をすることなく音楽を楽しめます。また、「6マイクAI通話」システムにより、周囲の騒音を効果的に低減し、クリアな音声での通話を実現しています。リモートワークやオンライン会議でも活躍してくれるでしょう。装着検出機能も備わっており、イヤホンを外すと自動で音楽が一時停止するなど、使い勝手も考慮されていますね。

実際の使用感を想定:元エンジニアが語る実力

ここからは、私が実際にこのEarFun Air Pro 4を使ったとしたら、どのような体験が待っているかを想像してみましょう。

ノイズキャンセリング:移動中の強い味方

まず、最も期待されるノイズキャンセリング性能ですが、50dBという数値は非常に強力です。電車やバスでの通勤時、エンジンの轟音や走行音はかなり低減され、まるで静かな空間にいるかのような感覚が得られるでしょう。アダプティブ式なので、乗り換えでホームに降りた時なども、自動でノイズキャンセリングの強度が調整されるため、わざわざモードを切り替える手間が省けます。カフェでの作業中も、周囲の話し声や食器の音といった環境音が気にならなくなり、集中力を高めることができるはずです。ただし、人の話し声のような高音域のノイズは、完全に消し去ることは難しい、という点は理解しておく必要があります。

音質:細部まで聴き取れるクリアなサウンド

aptX LosslessやLDACに対応しているため、対応する音源と機器を組み合わせれば、非常に高解像度で情報量の多いサウンドが楽しめます。特に、ロスレス音源を聴いた際には、楽器一つ一つの響きやボーカルの息遣いまで、これまでワイヤレスでは聴き取れなかった細部がクリアに感じられるでしょう。低音は豊かで迫力がありつつも、決してこもりすぎず、中高音域はクリアで伸びやか。ジャンルを問わず、様々な音楽を高いレベルで楽しめると予想できます。ただし、音質の好みは個人差が大きい部分ですので、万人に完璧な音質とは言い切れません。フラットで原音忠実な傾向ながらも、適度な迫力も兼ね備えている、という印象を受けるでしょう。

通話品質:ストレスフリーなコミュニケーション

6マイクAI通話システムは、リモートワークや移動中の通話で真価を発揮します。周囲の騒音をAIが効果的に除去してくれるため、相手には自分の声がクリアに届くはずです。風の強い屋外や、少し騒がしい場所でも、ストレスなく通話ができるでしょう。

装着感と携帯性:長時間の使用にも対応

イヤホン本体は人間工学に基づいたデザインが採用されているはずで、耳にしっかりフィットし、長時間の使用でも疲れにくい設計になっていると推測できます。複数サイズのイヤーチップが付属していれば、自分の耳に合ったものを選んで、最高の装着感とノイズキャンセリング効果を得られるでしょう。充電ケースもコンパクトで、ポケットに入れても邪魔にならないサイズ感だと考えられます。

Auracast™の将来性:まだ未知数の魅力

Auracast™はまだ普及段階の技術ですが、将来性という点では非常に魅力的です。例えば、空港や駅のデジタルサイネージの音声案内をイヤホンで聞いたり、友人と一緒に同じ音楽を共有したりといった、新たなオーディオ体験が広がる可能性を秘めています。現時点では恩恵を受ける機会は少ないかもしれませんが、この技術に対応していることは、製品の「未来への対応力」を示していると言えますね。

購入を検討している方へのアドバイス

EarFun Air Pro 4は、現在のワイヤレスイヤホン市場において非常に高い競争力を持つ製品です。

こんな方におすすめです

* 強力なノイズキャンセリング性能を求める方: 通勤・通学、出張、集中したい作業環境で、周囲の騒音を徹底的に遮断したい方には最適です。 * ワイヤレスで高音質を追求したい方: aptX LosslessやLDAC対応のハイレゾ音源を、対応機器で楽しみたい方には、その真価を最大限に引き出せるでしょう。 * 最新技術に興味がある方: Snapdragon Sound™やAuracast™といった、ワイヤレスオーディオの未来を体験したい方には、この製品は非常に魅力的です。 * バッテリー持ちを重視する方: 長時間の使用や、充電頻度を減らしたいと考えている方にとって、52時間という再生時間は大きなメリットです。 * コストパフォーマンスを重視する方: VGP金賞を受賞しながらも、同クラスのハイエンド製品と比較して、手の届きやすい価格設定になっていることが多いEarFun製品は、非常にお買い得と言えます。

購入前に考慮すべき点

* 対応機器の確認: aptX LosslessやSnapdragon Sound™の恩恵を最大限に受けるには、対応するスマートフォンやDAPが必要です。お使いの機器が対応しているか、事前に確認しておくと良いでしょう。 * 音質の好み: 非常に高音質ではありますが、音質の感じ方には個人差があります。可能であれば、試聴してみるのが一番ですが、それが難しい場合はレビューなどを参考に、自身の好みに合うか検討することをおすすめします。 * Auracast™の現状: Auracast™はまだ黎明期の技術であり、現時点ではその機能を使える場面は限られています。将来性を見越しての投資、と捉えるのが現実的でしょう。

メリット

  • 最大50dBの強力かつアダプティブなハイブリッドノイズキャンセリング性能
  • aptX LosslessとLDAC対応によりハイレゾ級の高音質を実現
  • Snapdragon Sound™対応で総合的なオーディオ体験を向上
  • Bluetooth 5.4とAuracast™対応で将来性も確保
  • ケース込みで最大52時間という圧倒的なバッテリー持続時間
  • 6マイクAI通話システムによるクリアな通話品質
  • VGP 2024 金賞受賞という実績と高いコストパフォーマンス

デメリット

  • aptX LosslessやSnapdragon Sound™は対応機器が必要
  • Auracast™はまだ普及段階で、現時点での恩恵は限定的
  • 音質の好みは個人差があり、万人に完璧とは限らない
  • 装着感は耳の形によって個人差がある

まとめ

EarFun Air Pro 4は、最先端のノイズキャンセリング技術と高音質コーデックを惜しみなく搭載し、ワイヤレスオーディオの未来を提示する意欲作と言えます。VGP金賞に恥じない、非常に完成度の高い一台ですね。特に、ノイズキャンセリング性能と音質の両方を妥協したくない方には、自信を持っておすすめできる製品です。